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視聴者があなたの動画から離脱するとき、その背景には「言語化できない違和感」が隠されています。逆を言えば、その違和感を一つ一つ潰していけば、視聴者はストレスなく見られて、編集者としても視聴者維持率の向上に貢献できるということでもあります!
本記事では、視聴者が違和感を抱きやすいポイントをまとめてみました!
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どれも知っていれば、基本操作の範囲内で簡単に実践できることばかりです!
ぜひ最後まで読んで、マスターしていってください!
カットの切り替わりとテロップ(画像)の切り替わりを合わせる
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無意識のストレスを受ける編集でよくあるのが、カットの切り替わりとテロップの切り替わりがズレているものです。特に1秒にも満たない程度(数フーレム)だけズレているというケースをよく目にします。
カットとテロップの切り替わりがズレていると…
- 非常に短い時間内で画面変化が複数回発生し、チカチカする(=ストレス)
- 映像とテロップの不一致による統一感の喪失
などにつながります。
これが起きる原因の大半が、切り替わりシーンにおいて、後ろのクリップの先頭に余計な間が余ってしまっていることです!
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画像のケースの場合、最後のクリップの先頭に無音のシーンが残ってしまっています。なぜこれが問題になるのでしょう?
- 話者の言い出しに合わせてテロップを登場させようとし、前のシーンからテロップを引き伸ばす必要が出てくる
- 前のシーンのテロップのおしりが、次のシーンの前半に被る
- シーンの切り替わりとテロップの切り替わりが合わなくなる
という事態が発生するのです!
カットとテロップ同様に
- 「カット」と「画像」の切り替わり
- 「テロップ」と「画像」の登場/終わり
不一致でも統一感がない編集に見えます!
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原則、カットの切り替わりとテロップの切り替わりは合わせるようにしよう!
画像を登場させるときはSEをセット
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画像を登場させる際はSEとセットで考えるとより自然に見えます。使用するSEは、ジャンルやブランディングにもよりますが
「スポ」「シャン」「ぷよん」「ピコン」などのSEが合いやすいです!
個人的におすすめのフリーサイトは効果音ラボです!
アップや引き画角を使う際はSEをセット
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アップや引きを使う際も、SEとセットで考えるとより効果が際立ちます!
アップシーン:「どどん」「カーン」「ギコ〜ン」「カカッ」「シャン」など
引きのシーン:「チーン」「チリーン」「ポーン」など
色調変化を使う際はアップや引きとセット
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YouTubeの編集では
- 怒っているシーンで画面を赤くする
- 暗いシーンでモノクロにする
- 悲しいシーンで青っぽくする
などの演出を行うことがあると思います。
こういうシーンでは、アップや引き画角とセットで使うことでより効果が高まります!
画角の変化にはSEもセットなので、厳密には
「色調変化」+「画角変化」+「SE」のセットと覚えておくと良いですね!
強調シーンの直前で間を作る
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よくYouTubeは「間」さえなければ良いと思って、ひたすらジェットカットにする人が多いですが、、、
時にはあえてタメ(間)を作ることで、次のシーンをより際立たせたり、テンポに変化をつけたりすることも必要です!
間の作り方を2パターン紹介しておきます!
①次のクリップの前に5〜10f間を残す(前のシーンの終わりを少し長めに残す)
②テロップの終わりにクロスディゾルブ(0.10秒)をかけて、カットの切り替わりより10f程度早めに非表示にする→先にテロップが消えることで「あれ?」って注意を引く効果が期待できる
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アップ画角と引き画角を使ってカットの不自然さを誤魔化す
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編集をしていると「カットしたいけど、カットを入れると演者さんの動きや背景の様子に違和感が出てしまう・・・」というケースを、誰もが一度は経験したことがあるのではないかと思います。
そんな時、アップと引き画角をうまく活用しましょう!
画角の変化に目がいき、演者さんの動きや背景の変化への意識が分散されます!
(例)シーンA:通常画角→シーンB:アップ→シーンC:通常画角
カットによる不自然さをぼかすことができるはずです!
まとめ
動画編集では、違和感の正体を突き止めて取り除いていくことが重要です!今日の内容をぜひ実践して、重宝される編集者になっていってください!
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デザインの勉強をすると、違和感を抱く項目の言語化が分かりやすくなるよ!
動画編集でどのようにデザインの知識が使われているかを知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください!
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