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動画編集者なのに絵本? 僕が絵本を作るワケ

絵本制作を始めた理由のサムネ

僕は動画編集の仕事をする傍ら、絵本制作にも没頭しています。

よく

「どうして絵本なの?」

「動画編集とどんな関係があるの?」

と質問されるので、記事にしてみました!

*本記事のサムネイルは一部Canvaの画像生成AIで作成した素材を使用しています

目次

絵本に興味を持ったきっかけ

*Canvaの画像生成AIで作成

絵本制作を始めたきっかけは、京都在住時、祇園祭でふらっと自作絵本の展示会に足を運んだことでした。

当然ですが、絵本では動画が使えないので表現の幅に制限があります。

だからこそ、絵本には動画にも対面のコミュニケーションにもない魅力がたくさん詰まっているように感じたんです。

元々新しい何かに挑戦したいと思っていたこともあり、相手のペースで、相手の状況に合わせて込めたメッセージを受け取ってもらえる絵本の持つ思いやりに、挑戦してみることにしました。

初めての絵本制作は?

絵本のイメージ

そんな中でシェアハウスでの出来事をテーマにした絵本の創作を開始しました。

思っていた通り、絵本制作はかなりハードでした。

  • 伝えたいメッセージをストーリーで伝えること
  • 起承転結で盛り上がりを作ること
  • 伝えたい世界を絵で表現すること(色使いや表情、ページ構成や余白の使い方なども含めて)
  • 説明にならないように削っていくこと
  • 印刷会社の選定

気球を飛ばせるくらいのエネルギーを使います。笑

その気持ちは、一言で表現すれば「苦しい」だったかもしれません。

どうして苦しいのに絵本制作を続けているの?

楽しいから

一番の理由はやはり「楽しいから」です。

「さっきまで『苦しかった』と言っていたのに、どういうこと?」と思うかもしれませんが、自分の中にあるモヤモヤ、疑問、ワクワク、そういった様々な感情や想いを形に変えられた時の爽快感には中毒性があります。笑

たしかにシナリオ、絵、現物化、全てを自分で行うことは大変でしたが、

  • 作品に対する作り手の想いや視点、苦労
  • 見えないものを「形」にしていく手段

様々な発見がありました!

作者

僕たちの仕事の本質は見えないけどたしかに存在する「魅力」や「想い」を形にすることだと思っています!

生み出すことの苦しみの中にいたいから

繰り返しになりますが、何かを生み出すことには苦しみが伴います。

何時間も何日もかけて、進捗がゼロなんていうこともあります。

漕いでも漕いでも進まないボートがあったら、普通は乗りたくないですよね。笑

だけど、何も生み出せない自分でいることはきっともっと苦しいので、「この苦しみの中でもがき続けたい」という想いがあります。

クリエイターとしてクライアントと同じ立場にいたいから

僕たちに編集や映像制作の仕事を依頼してくれるクライアントは基本的に何かを創り出す人々です。

それは事業モデルかもしれないですし、サービスかもしれないし、作品や新しい概念的なものかもしれません。いずれにせよ、「生み出すことの苦しみ」を知る方々です。

クリエイターとして、同じ世界を見続けていたいという想いがあります。

作者

僕にとって、絵本制作は貴重なアウトプットの場の一つです!

おまけ:1本目の絵本に込めた想い

みんながみんな、相手の感情にまで目を向けられれば、きっと人同士がこんなに対立することも追い込まれることもないのに。ーでも悲しいことに、僕自身もそうやって相手を苦しめてしまうひとりなんだ。

1作目の絵本はそんな葛藤から生まれました。

すごく自分本位な考え方かもしれないですし、これは本に込めた想いのごく一部でしかありません。

ただ、傷つけてしまったから生まれる思いやりがあって、その気持ちや変化が共有されることで深まる絆がある気がしたんです。

でもやっぱりそれには、お互いがお互いの心に目を向ける必要があるのかもしれません。

事実は一つでも、自分の立場、相手の立場、一つの物事に二つの面がある様子は、僕にとって「2way」でも「サークル」でもなく「リバーシブル」でした。

そんな一言では表せない色々な感情を、どれも目に見えないものなので、形にしてみたいと思ったんです。

リバーシブルな視点でのコミュニケーションを相手に返信し続けていきたい、何度だって繰り返したい、という想いを込めて。(「Re:リバーシブル」)

作者

(特に絵が)まだまだ仕事と呼ぶには程遠いクオリティですが、いつか出版することが目標です。

キウイくん

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この記事を書いた人

SNSマーケター/動画編集ディレクター
大学卒業後、約2年半、京都にてSNSマーケターとして活動。
商品を販売するためのコンセプト作りや視聴者を惹きつけるための構成作りが得意。
まだまだ仕事と呼ぶには程遠いですが、絵本作りも行っています。

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