「Premiere Proで自動文字起こし機能を使って作ったキャプションをグラフィックスにアップグレードしたら、1行に表示できる文字数が決められてしまって困っている」
↑こんな方はいませんか?
実はこれ、簡単に解決できます!
本記事では、こちらの直し方を紹介したいと思います!
自動改行や1行あたりの文字数制限の直し方
結論を先にお伝えすると、「テキストの設定を『ポイントテキスト』に変更する」というものです。
画像も使いながら具体的なやり方を紹介します!
①プロパティパネルを開く
②プロパティパネル内で変更したいテキストレイヤーを選択
③プロパティパネル内で「テキスト」の横にある”レンチマーク”をクリック(下記画像の赤丸部分)

赤丸内のレンチマークをクリックすることでテキスト設定を開ける
④「テキストレイヤーの種類」をクリック(下記画像参考)

キャプションをアップグレードで作成したテキストは、「段落テキスト」になっている
⑤「段落テキスト」→「ポイントテキスト」に変更(下記画像参考)

⑥「OK」(またはEnter)を押す
これでテキストボックスが消え、「自動改行」や「1行あたりの文字数制限」が解決できたのではないでしょうか?

続いて、この問題がよく起きるケースを紹介するよ!
自動改行や1行あたりの文字数制限が起こるケース
ズバリ、「Premiere Proの自動文字起こし機能を使ったとき」「Vrewからsrtファイルを読み込んで文字起こししたとき」です。
先述した文字数制限は「テキストボックス」と呼ばれる赤枠が原因なのですが、この赤枠はキャプションからエッセンシャルグラフィックスへとアップグレードしたときに生成されてしまうことが多いんですね。
「キャプションをグラフィックスにアップグレード」した際は、「テキストクリップを一括選択して『ポイントテキスト』に変更する」というところまでセットで覚えておくといいでしょう。
その他の注意点


Vrewを使って文字起こしをする際、上記の理由からsrtファイルではなく「xmlファイル」で書き出す方がいますが、おすすめしません!
理由は「テキストの中身を修正しても、クリップのタイトルに反映されないから」です。
従来、エッセンシャルグラフィックスで入力したテキストでは、プログラムモニター内でテキストの修正を行えば、タイムラインのクリップ名も連動して変更される仕様になっています。
ですが、VrewのXMLをPremiereに読み込むと、その後にPremiere上でテキストを直しても、クリップ名は自動では連動して更新されません。
xmlファイルとsrtファイルのメリット/デメリットについて
- キャプションのアップグレードが不要
- デフォルトでポイントテキストになっている(自動改行や文字数制限がない)
- テキストの中身を修正しても、テキストクリップのタイトルに反映されない
→2025年8月現在、この問題を解決する方法がない
xmlファイル読み込み時の問題は、データの構造上の問題に近く、現時点では解決策がありません。
一方でsrtファイルは…
- テキストの中身を修正すると、テキストクリップのタイトルにも変更が反映される
- キャプションのアップグレードが必要
- ポイントテキストへの変更が必要
→アップグレードとポイントテキストへの変更さえ行えば、デメリットを解決できる
今後のアップデートで変わる可能性はありますが、
2025年8月時点においては、srtファイルを使用するほうが断然おすすめです!



Vrewで書き出したxmlファイルを使ったときの問題が知りたい方は、こちらの記事で画像付きで詳しく解説しています。
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