YouTubeの運用を担当していると避けては通れないのが「改善の壁」です。この改善において、多くの人が見落としていることがあります。それは視聴者の「本当の声」というものは、コメント欄からそのまま拾えることは少ないということです。(もちろんコメント欄からぐうの音も出ないほどの貴重な指摘をもらうこともあります!)
本記事では、投稿した動画に対する視聴者の見えない声の拾い方や出てきたデータの掘り下げ方について紹介していきたいと思います!

本当の需要を探るには、視聴者の心理についてたくさん考察を重ねる必要があるんだ!
視聴者コメントの掘り下げ方
例えば、動画の中でツッコミテロップを入れて、それに対して「◯分◯秒のツッコミ ワロタw」とか「ツッコミがマジでその通りすぎる!」のようなコメントが多数もらえたとします。
ここから分かることはなんでしょうか?
「ツッコミの腕がいいこと?」
「ツッコミを楽しみにしている視聴者が多いということ?」
どれも正解です!
ただ、付け加えるのであれば、「聞き流しではなく、動画やテロップも”見てくれている視聴者”が多いこと」も分かるのではないでしょうか?
そうであるならば、画角変化の数、テロップのわかりやすさ、その他仕掛けの入れ方など、「視覚的な要素」に改善の鍵が隠されているかもしれません!
画角とテロップの変化をつけるための方法を一つ紹介したいと思います!
簡単な方法は「ワイプを使用する」というものです!



ワイプとは、スタジオの人たちを切り抜いて小窓のように表示させている手法のことだよ。よくVTRの視聴時などに使用されています。
ワイプには、出演者の表情も映しつつ、画面中央のスペースを大きく活用できるようになるというメリットがあります!
その上、画角も切り替わるので「映像」「テロップ」の両方に同時に変化をつけることができる、という効果があります!
*ワイプについての考察はたくさん行われていて、「バラエティ番組にワイプは必要?日本のテレビマンが“スタジオ”を重視する理由」のように、メディアでも面白い記事がたくさんありますのでぜひみてみてください!
ここでのポイントは、視聴者のコメントをそのまま受け取って終わりではなく、その行動の背景にある心理にまで目を向けていることです!
ぜひコメントでもらった意見を具体化したり抽象化したりしながら、画面の向こうの声なき声を探れるように意識してみてください!



マーケティングとは集客導線を作ることももちろんだけど、実はこの地道な作業の積み重ねの上に成り立っているんだね!
視聴者維持率が変化した背景を読み取る
例えば、あるシーンを境に視聴者がたくさん離脱しているとしたら、「それ以降のシーンの興味がなくなってしまった」ということが想像できます。
ここで大事なのは「じゃあなぜ興味を失ってしまったのか?」です。
あなたの話が抽象的過ぎて分からなかったから?それとも既に話の全貌が分かってしまったから?
まだ動画で紹介していないのに、その先を視聴者が見てくれなかったのだとしたら、そこから先の内容は視聴者が求めているものとはかけ離れていた可能性があります。
例えば、前半で問題点を指摘して、後半では改善点を指摘する内容で後半が見られていないのだとしたら、視聴者は「改善点までは求めていなかった」という可能性がありますよね。(女性の口からよくきく「話は聞いて欲しかったけど、答えは求めていない!」というパターンですね。笑)
他にも「答えが出オチだった」「釣りサムネだった」「本当は以前の動画と別のテーマなのに、見出しの付け方が下手で同じテーマの繰り返しのように感じさせてしまった」など、動画のレイアウトや目次の付け方などにも原因があるかもしれません。
- 動画の展開
- タイトルの付け方
- 見出しの付け方
- 目次の構成
- 話し方
- BGMやSEのバランス
視聴者維持率の具体的な見方と改善方法が知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
まとめ
企画を改善するときは表面的にではなく、目の前にある意見やデータを深掘りしていくことが大切です!本記事で紹介した視点も参考にしながら、ぜひあなたの企画をブラッシュアップしていってください!
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