YouTubeの運用相談の中で多いのが、「視聴者維持率を改善したい」という相談です。僕自身、年間数百本の動画を納品し、分析しています!
そんな経験からお伝えできる考えたいことをまとめてみました。
維持率が低いのは本当に動画内容のせいなのか?
YouTubeでは、リピーターからの視聴回数が多いほど視聴者維持率が上がりやすい傾向にあります。逆を言えば「新規の視聴者割合が高いと維持率は下がりやすい」ということでもあります。
そのため、チャンネル拡大時期や大バズりなどが発生すると、思いの外維持率が低くなってしまうケースがあるのです。
この場合、動画内容自体に原因があるわけではありません。無理にテコ入れをしようとすると、既存ファンが離れる原因ともなり得るのでお気をつけください!
維持率を見るときは必ず新規視聴者とリピーターの割合、両方を見るようにしてください!
「新規視聴者が多いと維持率が下がる」と聞いた時に、「そうなんだ」で終わらせないで!
「どうしてそうなるんだろう…?」って考える癖をつけられると、あなたの編集力や分析力はグングン伸びるよ!
全体的に改善が必要なのか、部分的な改善でいいのか?
「動画全体で維持率が右肩下がりになっているのか?」「局所的に上がったり下がったりしているのか?」見極めてください。
グラフが徐々に右肩下がりになっている場合は、構成などの全体的な要素として改善点があるケースが多いです
- 動画構成
- レイアウト
- 音量ボリューム
- 画面の変化数
下がっているポイントの前後に要因があることが多いです!
- OPが長すぎる
- 定型文の部分が多すぎて飛ばされた
- ダイジェスト内または、維持率が落ちた直前にネタバレがあった
- ひんしゅくを買うレベルのNG発言があった
などの要因が考えられます。
その他にも、目次の付け方が悪く、「同じ内容の繰り返しだと思って飛ばされた」というケースも考えられます。
視聴者維持率の目安と具体的な改善案について気になる方は、こちらの記事がオススメです!
まとめ
YouTubeの視聴者維持率が低くても、必ずしも「動画内容が悪い」というわけではありません。視聴維持率が低いと感じたときは、
①まずは新規視聴者とリピーターの割合をチェックしてみる
→新規視聴者が多ければ、低くてもさほど気にしすぎないように
②リピーターが多いのに下がっていたら、動画全体で下がっているのか、局所的に下がっているのかを分析する
上記の手順で改善点を探して、コンテンツをより良いものにしていってください!
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