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【YouTube】サムネイルから先に作るという視聴者維持率対策を知っていますか?具体的な手順を解説!

YouTubで視聴維持率に悩んで「もうどうすれば良いのか分からない」という時に、試してほしい奥の手があります!

結論、「サムネから先に作る」という手法です。

キウイくん

サムネから作るなんてできるの?!

実はこれまで、紹介をためらっていました。

サムネ制作に関しては、抽象的な要素がたくさんあるので、それを

「わかりやすく伝えるためにはどうすればいいか?」

「かえって混乱を招かないか?」

という部分で悩んだからです。

ですが、視聴維持率の改善について調べた時に、この方法を紹介している記事や動画が見つからなかったので、思い切って紹介したいと思います!

かなりクリエイター目線での方法になるよ!

キウイくん

それは見逃せないね!

この記事を読んで分かること
  • サムネから作るために必要な考え
  • サムネを先に作るべき理由
  • サムネを先に作るときのコツ

※この手法はビジネス系とは相性がいいですが、Vlog系やエンタメ系では取り入れるのが難しいケースもあります。選択肢として知っておくのは良いと思いますが、予めご承知おきください!

目次

サムネから作るために必要な考え

アイデアを得た女性のイメージ画像

サムネイルや視聴維持率の相談を受けた時、この提案をすると「そんなことどうやってやるの?」と聞かれます。

お気持ちはよくわかります。笑

ただ、まずは「サムネイルとは動画のワンシーンをキャプチャーしたもの」という概念を捨てて欲しいです!

キウイくん

なんでサムネイルから先に作ると維持率が改善されるのさ?
そんなの無理に決まっているじゃん!

「サムネを先に作るべき理由」「やり方」をこの後詳しく解説するね!

サムネを先に作るべき理由

提案をする女性のイメージ画像

「サムネイルを先に作ることが、維持率の関係とどう改善するのか?」という質問をこれまでたくさん受けてきました。

以下で紹介するのが、サムネを先に作るべき理由です。

視聴者はサムネイル→動画の順で視聴するから

自分が動画を見る時のことを思い浮かべて欲しいのですが、

「サムネを見る→(タイトル)→動画の視聴」という順番になっていませんか?

タイトルについては確認する人もいれば、確認せずに動画を見始めてしてしまう人もいるかもしれませんが、

基本的に「動画を見る→サムネイルを見る」という順番になっている人はいないはずです!

つまり、サムネイルを作ってから動画の詳細を固めていったほうが、より視聴者の心理に合わせた動画を作れるのです!

サムネ素材の撮り忘れを防ぎやすい

サムネの内容などが決まっていないと、撮影時にサムネ素材を撮り忘れることがあります。

サムネの内容が先に決まっていると、こういった撮り忘れも防ぎやすくなります。

サムネと動画内容の矛盾が生まれにくいから

また、サムネイルを先に作ると「サムネと動画内容での矛盾が生まれにくい」という効果もあります。

本来、サムネイルの役割は「クリックさせること」ではありません。

「動画の要約を1枚で作って、視聴するための気持ちを作ること」なのではないでしょうか?

「クリックさせること」は「クリック」で目的が完了しているけど、「動画の要約を理解させた上で興味を引く」という視点だともっと幅広い時間軸をサムネ上で表現することになるね!

キウイくん

なるほど!
点ではなく、線で考える必要があるということだね!

具体例を挙げると、クリック率を上げるだけだったら美女やイケメンの画像をサムネに使えばいいかもしれませんが、動画が始まった時にしゃべっている人物が別人だったり、音声がAIだったりしたら、すぐに視聴をやめてしまう人も多いのではないでしょうか?

ここにサムネから維持率を改善するためのヒントが隠されていますね!

サムネイルが視聴者の感情や視聴者維持率に影響を与える証拠として、YouTubeの新機能「ABテスト」では、再生時間を基にサムネイルの優劣が判断されるよ!

サムネが先にあるということは、より具体的なイメージを持って台本の作成や動画の撮影に臨むことができます。

全体の流れに矛盾が生まれにくくなることで、離脱の原因となる「期待はずれ感」や「騙された感」を抱かれにくくなります!

サムネイルに関しては、「統一感」をキーワードに別記事で詳しく解説したよ!

サムネを先に作る時のコツ

動画編集初心者

サムネイルを先に作る際のポイントがあるので、作り方の手順の具体例と合わせて紹介します!

サムネ用の写真を撮っておく

サムネを先に作るときは、ポーズを決めた写真をサムネ用に撮っておくと作りやすいです!

あると便利なポーズをいくつか紹介しておきます。

撮っておくと便利なポーズ
  • 腕をクロスしてバツを作っている画像
  • 腕で丸を作っている画像
  • びっくりしている画像
  • グッドポーズ(サムズアップ)
  • 笑顔の画像(正面からと斜め45度くらいからあると良い)
  • 落ち込んでいる画像(肩を落としていることなどが伝わるもの)
  • 頭を抱えている画像
  • 指差し(前に大きく指差をしている画像、黒板を指差すような画像)
  • 腕を組んでいる画像
  • 泣き顔

大まかなテーマは先に決める

いくらサムネイルを先に作るといえど、大まかなテーマは先に決めておく必要があります!

また、無理に全てを完成させようとする必要はありません。

メイン画像を動画からキャプションする場合は、ラフ画だけ完成させておくイメージです!

具体的な制作手順は下記のイメージです。

サムネイルを先に作る場合の手順の具体例
  1. 「動画編集 パソコンの選び方」のテーマにすると決める
  2. いくつもパソコンがあって悩んでいる画でサムネイルを作ると決める
  3. サムネの文言を「動画編集 パソコンどうすればいいのぉーー!」にすると決める
  4. メイン画像を動画からキャプションするのか、持ち合わせの素材で作るのかを決める
  5. 持ち合わせの素材で作る場合、背景を合成したり、持っている素材を組み合わせてサムネを完成させる
  6. 動画からキャプションして使う場合、ラフ画を完成させて撮影時にサムネ用の素材を撮る

※僕だったら、いくつかパソコンを並べてパソコンの前で口を開けて発狂しているような画像で作るかなと思います。

サムネイルは、動画の視聴を始める前に視聴者の気持ちをコントロールする役割を担っています。

実際のところ、慣れてくるまでは難しいと感じることも多いかもしれませんが、維持率とサムネの関係性も頭に入れながら、試していただけると幸いです!

また、エンタメ系などのチャンネルの場合は、流れの中でしか撮れないシーンもあり、そういうシーンを使用した方がインパクトがあることもあります!

一つのやり方に固執するのは危険なので、維持率対策を含めた選択肢の一つとして位置付けていただき、柔軟な対応を心がけてくださいね!

参考になっていれば幸いです!

まとめ

サムネイルには、視聴者に動画を見るための気持ちを準備させる効果があり、「どんな気持ちで動画を見始めるか」「どこまで気になると思わせるか」といった部分に影響を与えます。

そのため、サムネイルを先に作ることには、動画内容とサムネイルの内容に一貫性を持たせたり、より視聴者目線で動画の制作を行いやすくなるといった効果があります!

結果的に離脱の原因にとなる「期待はずれ感」や「騙された感」を低減させることにも繋がり、維持率の改善も期待できるので、維持率対策で悩んだときには1度検討してみてください!

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この記事を書いた人

SNSマーケター/動画編集ディレクター
大学卒業後、約2年半、京都にてSNSマーケターとして活動。
商品を販売するためのコンセプト作りや視聴者を惹きつけるための構成作りが得意。
まだまだ仕事と呼ぶには程遠いですが、絵本作りも行っています。

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