動画編集において多ければ多いほどいい引き出し。
そんな引き出しを増やしていただくために
本記事では、簡単だけど使えるテクニックを紹介したいと思います!
映像と音声を切り離して使おう!
結論、映像と音声を切り離して使ってしまおう、というものです。
「音声合成」と呼ばれることもあります!
編集を指導していて、音声と映像は常にリンクさせて使わないといけないと思っている人が多いように感じます!
が…
そんな思い込みは危険です!
音声と映像がリンクしている場合は、まずは「リンク解除」を行います!
これで映像と音声を切り離して使うことができます!
注意点
この方法を使う際、一つだけ、注意しないといけない点があります。
それは「口元の動きが見えないようにすること」です。
口元の動きが見えてしまうと、映像と音声がズレているように感じてしまい(実際ずらしているのですが)、違和感が大きくなります。
人によってはそっちが気になって動画の内容が頭に入ってこない、ということも考えられるので、音声合成を行っていることは悟られないように工夫しましょう!
口元の動きが見えないようにするための工夫
映像と音声を切り離して使えるようになると編集の自由度が高くなり動画のクオリティもより高くなります!
ただ、まだ使い方がうまくイメージできない方もいるかもしれません。
なので、口元の動きを隠しつつうまく音声と映像を切り離すための工夫を紹介します!
手元をアップして顔が見えないようにする
一つ目が「手元をアップにして映像内に顔が映らないようする」というものです。
料理をしている動画であったり、何かを組み立てている動画では、トーク中に噛んでしまったり、ちょっとした言い直しが発生してしまうことがあります。
カットしたいけど、映像の繋がりを考えるとカットが難しいと感じることがあれば、映像と音声を切り離すことで解決できないか考えてみてください!
アップだけで対応が難しい時は、リニアワイプやマスクで表示範囲を限定するのも効果的だよ!
別の映像や画像に差し替えてしまう
これ、最強です。
画像や別の映像を引っ張ってきて、ナレーションのような使い方をしてしまうイメージです。
内容によっては、別の素材に差し替えられないケースももちろんありますが、差し替えができそうな場合は最も手っ取り早い方法になります。
マスクやモザイクで口元の動きを隠す
これは少し力技になるのですが「マスク(エフェクトではなくて、実際に口を覆うマスクのこと)やモザイクで口元を隠す」というのも有効です。
最近は顔出しをしていないチャンネルも多いです。
外部での撮影などでもマスクの着用が認められている時代ではあるので、トークが苦手なクライアントさんがいたら提案してみてもいいと思います!
まとめ
映像と音声のリンクを解除して使うことができれば、視聴者にとってもより見やすく、映像的にもプロっぽい動画を作ることができます!
ちょっとした工夫で動画は何倍も良いものになるので、ぜひ引き出しの一つとして覚えて帰ってください!
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