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【動画編集】営業しても採用されない?こんなポートフォリオは考え直します!

動画編集依頼をする際に、必ず確認するポートフォリオや制作実績。

しかし、送られてくるポートフォリオの中には、採用を躊躇ってしまうようなものもあります。

今回は、悪くないけど採用を考え直すミスをディレクター/発注者視点でまとめてみました!

本記事を読んでわかること
  • 採用を考え直すポートフォリオの特徴
  • 動画内容以外でチェックしているポイント
目次

採用を考え直すポートフォリオの特徴

パソコンで送られてきたポートフォリオを見て、違和感を覚える男性のイメージ

冒頭でカウントダウンするポートフォリオ

多くの編集者がやりがちなミスが、「冒頭でカウントダウンの演出を入れてしまう」というものです。

ポートフォリオの目的は「編集者の実力やどんな人間かを知ってもらうこと」です。

つまり、採用側が見たいのはあなたの実績だったり、スキルなんですよね。

また、動画編集の営業をかけられるレベルともなると、基本的にはかなり多忙であることが多いです。

それなのに冒頭でカウントダウンなんて入れられてしまうと

早く本題に入ってくれ…」

「あ、この人、何が大切かを見抜く力がないんだな…」

と判断されてしまいます。

キウイくん

そんなところまで見られていたのか…

僕らは動画の中身だけを見ているわけではないよ!

量産型のポートフォリオ

個人的に最も警戒するパターンがこれです。

実はこのパターン、ポートフォリオのクオリティ自体はかなり高めのことが多いです。

一方で、僕が採用してきて、1番失敗しているパターンでもあります。

ポートフォリオのクオリティは高いのに、仕事を依頼してみるとポートフォリオのクオリティからは程遠いというケースが非常に多いんですよね。

これは僕個人の見解なのですが、恐らく、スクールの中で素材の提供と添削がセットになっているのだと思います。

そのため、プロのチェックが入ったポートフォリオは質が高いけど、本来の実力とはかけ離れた「ポートフォリオ詐欺」になってしまっている可能性があります。

これでは継続案件に繋がりません。

スクールや添削サービスを利用してポートフォリオを作った方は要注意です!

一から自分でポートフォリオを作ってみると「動画構成の作り方」「画角」「撮影時の注意点」など、とても勉強になるよ!

キウイくん

素材を提供してもらえるのは楽だけど、楽なりのデメリットもあるね。

長すぎるポートフォリオ

実力を知ってもらうために、これまで制作してきた動画を共有することは悪いことではありません。

ただし、その際に長い動画だけだと営業を受ける側は

「うぅ、後で見るか…」

となってしまいます。

あると嬉しい工夫
  1. 短く切り抜くなどの再編集
  2. 自己紹介動画として1〜2分のものを一つは混ぜる

画角アップ時に画面の端に隙間があるポートフォリオ

他によく見るパターンが、画角をアップにした時に、画面の端に隙間が出来てしまっているポートフォリオです。

特に自己紹介系は「1〜2分」のことが多いです。

「短いからこそ、何度も丁寧に見直して作り込んでほしい」というのが正直なところです。

誤字があるポートフォリオ

画角アップ時のミスと同様に動画の内容で言うと

「誤字がある動画」は絶対に御法度です!

よく見るケース
  • 「いたします」と「致します」
  • 「いただく」と「頂く」
キウイくん

これは動画の中だけでなく、営業文でも注意してね!

著作権を意識していないポートフォリオ

時々見るパターンとしてあるのが、著作権を意識していないポートフォリオです。

特に「スクリーンショットをそのまま使ってしまう」ということがないようにお気をつけください。

音量バランスがバラバラなポートフォリオ

意外に多いのが「BGMやSEの音が大きすぎて、聞きにくい」というパターンです。

動画の場合、そこも含めて一つの作品ですので、音量バランスにも意識を配れるようになるといいですね!

デザインや構図が無茶苦茶なポートフォリオ

これは独学で学んだ方や知識が少ない方が制作しがちなポートフォリオです。

要素の端が揃っていなかったり、フォントがシーンに相応しくなかったり、配色数が多すぎたり、、、

最初のうちは気にすることが多くて難しいかもしれませんが、

①要素の「整列」を意識すること

②配色数を5色以内に抑えること

を意識してやってみてください!

キウイくん

フォントについて不安がある人はぜひこちらの記事を読んでみてね!

動画内容以外でチェックしているポイント

パソコンを見ながらフィードバックを作成している人たちのイメージ

テキストコミュニケーション

動画の内容以外でチェックしているポイントがテキストコミュニケーションです。

特に

  • 読みやすい文章かどうか?
  • 意図が分かりやすいかどうか?

はとても重要です。

意識するべきポイント
  • 箇条書きにすること
  • 見出しの工夫(「」、【】、■、★、▼などをうまく活用)
  • 相手が取るべきアクション(あなたが相手にどうしてほしいか)が明確になっているかどうか

応募方法などをどれだけ丁寧に読み込んでいるか

これは募集をかけている時に限られた話になりますが、僕の場合は「応募のルールをどれだけ丁寧に読み込んでいるか、守っているか」というのも見ています。

例えば、

「指定のフォームがあるのに使用しない」

「注意事項などを確認せずに応募してくる」

などです。

応募時のルールなどが守られていないと、「マニュアルを渡しても確認不足で守ってくれないんだろうな」という印象を持ってしまうよ。

★上級編:リンクの公開設定

「出来ていないから評価が下がる」というわけではなく、「出来ていると評価が上がる」というポイントなのが、「公開実績が限定公開で共有されていること」です。

YouTubeでは、今の視聴者と同じような特徴を持つ視聴者に動画がおすすめされていきます。

そのとき、あなたがクライアントのチャンネルで公開された通常リンクを使用してしまうと、本来動画を視聴してほしい特徴とは異なる特徴を持つ視聴者にインプレッションが広がってしまい、チャンネルの成長を妨げてしまうことがあります

そのため、限定公開のリンクで営業を受けると「あ、この人は相手のメリットやYouTube運用についても意識が高い人なんだな」という印象を受けます。

キウイくん

実績公開を許可されていたとしても、この辺の事情を説明して限定公開での活用を提案できるとスマートだね!

まとめ

本記事では、採用を考え直すポートフォリオの内容を紹介しました。

本記事で紹介した内容を一つ一つ丁寧に実践していただけると、自ずといいポートフォリオになってくるのではないかと思います!

キウイくん

今、なかなか仕事がとれないという人も、これから取っていきたいという人も、参考にしてみてね!

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この記事を書いた人

SNSマーケター/動画編集ディレクター
大学卒業後、約2年半、京都にてSNSマーケターとして活動。
商品を販売するためのコンセプト作りや視聴者を惹きつけるための構成作りが得意。
まだまだ仕事と呼ぶには程遠いですが、絵本作りも行っています。

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