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動画編集で月5万円を稼ぐ方法【再現性重視・最新版構成】

動画編集は「稼げる副業」とも「やめとけ」とも言われています。
現場目線で正直に言うと、副業で月5万円を”安定して”稼ぐのは簡単ではありません。

  • 思ったより時間がかかる
  • 単価が上がらない
  • 編集に追われて続かない

こうした理由で、途中でやめてしまう人も多いのが現実です。

ただし、これは才能やセンスの問題ではありません。
多くの場合、進め方を間違えているだけです。

月5万円を目指す段階で必要なのは、
プロ(テレビ)レベルの編集スキルではなく、

  • 必要なことだけを身につける
  • 感覚ではなく「考え方」で編集する
  • 消耗しないための工夫をする

という、再現性のあるやり方です。

この記事では、未経験〜初心者が動画編集で月5万円を目指すために、

この記事でわかること
  • どこまで編集スキルを身につければいいのか
  • どうやって案件を取り、単価を上げていくのか
  • 作業を続けるための効率化(AI活用)

を、現実ベースで解説していきます。

まずは、
「編集ソフトの使い方をどこまで覚えればいいのか」
から見ていきましょう。

目次

STEP1:編集ソフトの使い方を身につける【最低限でOK】

動画編集で月5万円を目指すなら、
まず必要なのは 編集ソフトを問題なく扱えることです。

ただし、ここでプロレベル(テレビレベル)を目指す必要はありません。
月5万円ラインで求められるのは、
決められた作業を安定してこなせることです。

覚えるべきは「案件で使う機能だけ」

編集ソフトには多くの機能がありますが、最初からすべて覚える必要はありません。

まずは、以下が確実にできればOKです。

最初に最低限覚えておきたいこと
  • カット編集
  • テロップ入力
  • BGM・SEの挿入
  • 書き出し設定
  • 主要なエフェクトと適用方法
    (フェードなど自然な切り替え)
  • キーフレームの基礎
    (位置・拡大縮小・不透明度)
  • 明るさ・色味の調整
    (露出・コントラストの軽い補正)

これができないと、そもそも案件になりません。

ただし、実務では、エフェクトを一から作ることはほとんどありません。

多くの場合、渡されたプリセットを正しく適用できれば十分です。

大事なのは「派手さ」より「違和感がないこと」

初心者ほど、
「何か足したほうがいいのでは?」
と感じがちですが、実務では逆です。

  • 動かしすぎない
  • 目立たせすぎない
  • 前後のカットと馴染ませる

違和感がない編集のほうが評価されます。

まずは「ミスをしない編集」を目指す

この段階で大切なのは、

  • うまさ
  • センス
  • 指示通りに作れる
  • 安定して納品できる

という点です。

編集ソフトの操作は、できることを増やすより、ミスを減らす意識で身につけましょう。

ここまでできれば、次に必要なのは操作スキルではなく、編集を判断するための考え方(理論)です。

STEP2:感覚ではなく「理論で編集」する

動画編集で月5万円を安定して稼ぐために、操作スキルと同じくらい重要なのが
「なぜその編集をするのか」を説明できることです。

編集を感覚やセンスに頼っていると、

  • 修正が多くなる
  • 毎回やり方がブレる
  • 評価が安定しない

といった状態になりやすく、
結果的に時間ばかり消耗してしまいます。

なぜ「センス任せの編集」は稼げないのか

センスに頼った編集は、一見すると自由で楽そうですが、実務ではかなりリスクがあります。

理由はシンプルで、
クライアントの頭の中とズレやすいからです。

  • なぜそのテロップの色なのか
  • なぜそのタイミングで動かしたのか
  • なぜそこを強調したのか

これを言語化できないと、修正が入ったときに対応できません。

「なんとなく良さそう」で作った編集は、「なんとなく違う」で直されます。

「なぜダメか」を説明できる編集者は少ない

多くの初心者は、

  • どうすれば上手く見えるか
  • どうすれば派手になるか

ばかりを考えがちです。

しかし実務で本当に評価されるのは、
「なぜこの編集はNGなのか」を理解している人です。

例えば、

  • テロップが読みにくい理由
  • 動かしすぎると見づらくなる理由
  • 色を使いすぎると安っぽく見える理由

こうした「ダメな理由」を知っていると、自然と編集の精度が安定し、それがあなたの付加価値になります。

理論を知る最大のメリットは「修正が減ること」

理論で編集できるようになると、一番変わるのは 修正の量 です。

  • 指示の意図を先読みできる
  • やりすぎない判断ができる
  • クライアントと会話が噛み合う

その結果、

  • 修正回数が減る
  • 作業時間が短くなる
  • 時給が上がる
  • 信頼が増す

という、かなり現実的なメリットがあります。

月5万円ラインで必要な「編集の理論」とは

では具体的にどのような理論が必要なのでしょうか?

最低限、以下を意識できれば十分です。

  • 見やすさを担保するためのデザイン知識(レイアウトや配色について、5項目程度)
  • 感覚に頼らないカット
  • 明るさ調整
  • 音と映像のテンポを壊さない

これだけでも、「感覚だけで編集している人」とは明確に差が出ます。

編集を
「表現」ではなく「課題を解決する作業」として捉えられるようになると、自然と評価も単価も上がっていきます。

キウイくん

編集ソフトの使い方+αについては、「センスに頼らず編集するための理論」を簡単にまとめた記事があるよ!

公開できるのは一部になりますが、僕が実際に編集者の育成で使用している研修コンテンツの内容をお見せしていますので、プロがどういうポイントに気をつけながら編集しているかをご覧いただけると思います。

興味がある方はぜひご覧ください!

ここまでで、

  • 編集ソフトの最低限の操作
  • 感覚ではなく理論で考える視点

は揃いました。

次に必要なのは、
実際に案件をこなしながら、仕事としての編集に慣れることです。

次のSTEPでは、クラウドソーシングを使ってどうやって最初の実績を作るかを解説していきます。

補足STEP:AIを使って編集作業を効率化する【消耗しないために】

ここまでで、

  • 編集ソフトの最低限の操作
  • 感覚ではなく理論で考える視点

は揃いました。

ただ、この状態のまま案件を増やしていくと、多くの人が 「時間が足りない」 という壁にぶつかります。

月5万円という金額は、スキルよりも 作業時間がボトルネックになりやすいライン です。

そこで役に立つのが、AIを使った効率化 です。

AIは「編集を代わりにやるもの」ではない

まず前提として、AIは編集そのものを任せる道具ではありません。

  • ワンクリックで完成
  • 考えなくても形になる

といった使い方は、現実的ではありません。

AIの役割はあくまで、時間を奪う作業を減らすことです。

初心者でも取り入れやすいAI活用例

難しいことを覚える必要はなく、まずは、次のような使い方で十分です。

  • 自動文字起こし
    → テロップの下書きを作る
  • 無音・不要部分の検出
    → カット作業を短縮する
  • 構成や要点のたたき作り
    → 編集前の迷いを減らす

ここで大事なのは、AIの出力を そのまま使わない ことです。

あくまで下書き・補助として使う
この距離感がちょうどいいです。

AIを使うかどうかで「時給」が変わる

例えば、

  • 1本5時間かかっていた編集が
  • AIを使って3時間になる

これだけで、同じ単価でも 時給は大きく変わります。

月5万円を目指す段階では、「どれだけ稼げるか」よりも「消耗せずに続けられるか」 のほうが重要です。

AIは、楽をするための道具ではなく、続けるための道具として使いましょう。

キウイくん

その他、マウスやモニター、素材サイトのサブスクリプションなどに投資して、業務を効率化するのもオススメだよ!

AIは「業務範囲を広げる」ためにも使える

AIの価値は、効率化だけではありません。

使い方次第では、
自分がカバーできる業務範囲を少し広げることもできます。

例えば、

  • 構成案のたたきを作る
  • 内容を整理して要点をまとめる
  • 編集前に全体像を把握する

こうした作業をAIに補助してもらうことで、「編集だけ」の立ち位置から、

  • 軽い構成サポート
  • ディレクション補助

といった役割まで、無理なく踏み出しやすくなります。

これは、無理にスキルを盛るという話ではありません。

「できることが少し増える」だけで、任され方が変わる
その入口としてAIを使う、というイメージです。

主役は自分、AIは補助輪

最初からAIを完璧に使いこなす必要はありません。

  • まずは編集の流れを理解する
  • 時間がかかっている部分だけAIを使う

それで十分です。

AIに頼りすぎると、
編集の判断力が育たなくなることもあります。

主役はあくまで自分。
AIは補助輪。

この意識を忘れなければ、
AIは強力な味方になります。

STEP3:クラウドソーシングで2〜3件こなす【目的は実績】

STEP1・STEP2で最低限の準備ができたら、
次は 実際に案件をこなして「仕事の流れ」に慣れるフェーズです。

この段階で使いやすいのが、
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングです。

このフェーズの目的は「稼ぐ」ではない

ここでよくある失敗が、
いきなり高単価を狙おうとすることです。

最初の目的はシンプルで、

  • 案件の流れを知る
  • 指示を読み取る
  • 修正対応に慣れる

この3つを経験すること。

単価は2,000〜5,000円程度でも問題ありません。

この段階で身につけておきたい感覚

  • 指示は「行間」を含めて読む
  • 修正は個人攻撃ではない
  • 納期を守ることが最優先

ここで「仕事としての編集」が一度体に入ると、次のステップに進みやすくなります。

また、ここで大事なのが、いつもでもアウトソーシングサイトに長居しないことです。

こういったサイトはどうしても単価が低くなりやすく、案件の質もピンキリになります。

あくまでもクライアントワークの練習だと思い、2〜3件やったら卒業することを目標にしましょう。

STEP4:X(旧Twitter)などで案件に応募する【高単価ゾーン】

クラウドソーシングに慣れてきたら、並行して Xなどで案件を探すのがおすすめです。

理由はシンプルで、単価が上がりやすいからです。

なぜX案件は単価が上がりやすいのか

クラウドソーシングでは、
どうしても「作業者」として見られがちです。

一方、Xでは、

  • 発信内容
  • 考え方
  • 仕事への姿勢

が見えるため、
「一緒にやれそうか」という視点で判断されやすくなります。

結果として、

  • 継続案件
  • 単価交渉
  • ディレクション込みの依頼

につながりやすくなります。

使い分けの考え方

  • クラウドソーシング
    → 実績作り
  • X・直営業
    → 単価アップ・継続

STEP5:編集と並行して営業を続ける

動画編集で挫折する人の多くは、「編集だけを頑張れば何とかなる」と考えてしまいます。

しかし現実は、

  • 案件は突然終わる
  • クライアントの事情で止まる
  • 自分に原因がなくても切られる

ことは普通にあります。

編集作業=時間の切り売り

編集だけに依存すると、

  • 作業がない=収入ゼロ
  • 常に不安定

という状態になりがちです。

だからこそ、

  • 編集をしながら
  • 次の案件の種をまく

この意識が重要になります。

営業といっても、
難しいことをする必要はありません。

  • 募集に応募する
  • 軽く自己紹介を投げる

これを止めないだけで、
収入の安定度は大きく変わります。

STEP6:ディレクター or マーケ視点で単価を上げる

月5万円を超えていくためには、
いずれ 「編集だけ」の立ち位置から抜ける必要が出てきます。

理由は単純で、編集作業はどうしても時間に上限があるからです。

編集者のままだと頭打ちになる理由

  • 作業量=収入
  • 時給ベースから抜けにくい

これは個人の能力の問題ではなく、
構造の問題です。

「任せたい人」になると単価は上がる

  • 構成を理解している
  • 進行を考えられる
  • 目的(再生・視聴維持など)を意識できる

こうした視点を持つだけで、
「ただの編集者」から
「チームの一員」として見られるようになります。

また、与えられる案件だけでなく、自分で直案件を獲得していくのも一つです。

編集者を採用し、獲得した案件をディレクションする側に回れば、労働時間の削減も可能です。

結果として、

  • 単価アップ
  • 継続案件
  • ディレクション業務

につながりやすくなります。

まとめ:月5万円はゴールではなくスタート地点

挑戦のイメージ

動画編集で月5万円を稼ぐことは、
決して簡単ではありません。

ただし、

  • 正しい順番で進める
  • 必要なことだけに集中する
  • 消耗しない工夫をする

これができれば、現実的なラインでもあります。

月5万円は、

  • 才能の証明
  • センスの証明

ではありません。

「仕事として編集できるようになったかどうか」
その通過点にすぎません。

ここを越えられれば、

  • 単価アップ
  • 収入の安定
  • 働き方の選択肢

は、確実に広がっていきます。

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この記事を書いた人

SNSマーケター/動画編集ディレクター
大学卒業後、約2年半、京都にてSNSマーケターとして活動。
商品を販売するためのコンセプト作りや視聴者を惹きつけるための構成作りが得意。
まだまだ仕事と呼ぶには程遠いですが、絵本作りも行っています。

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