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動画編集って難しい?だから身につく万能スキル8選!

動画編集で身につくスキルのサムネ
動画編集イメージ

近年、在宅ワークが可能で独立や副業の選択肢として注目を集めている動画編集。誰でもできると思われていますが、実は様々な能力が求められる仕事です。このギャップを知らずに動画編集を始めると…挫折します。笑

ただ、大変なことがある分、真摯に向き合えば様々な職種で必要とされているスキルを一気に複数身につけることも可能です!

そこで本記事では、動画編集で身につくスキルについてまとめてみました!ぜひこれから動画編集をやろうと考えている方の参考になれば幸いです!

キウイくん

動画編集って実はとっても難しいんだ!
「在宅で簡単にできそうだから」という理由で始めて挫折する人をたくさん見てきたよ!

目次

ライティング

ライティングのイメージ

動画編集をやると身につくスキルの一つ目が「ライティング」です。よく勘違いされがちですがテロップとは誰かの発言をそのまま文字起こしすれば良いわけではありません。

テロップの役割は「内容を視覚的に分かりやすくすること」であり、「発言を忠実に文字起こしするもの」ではないからです。

見やすい動画で行われている工夫の例
  • 「()」をつけて補足を入れる
  • 言い換えや要約をする
  • 文構造を考えながらのグルーピング(並列概念や対比概念など=思考の抽象化)

つまり、視聴者に伝わりやすいように細部までこだわってテロップが作られています!

適当に仕事をこなしてしまっても良いレベルの場合は別ですが、本気で向き合えばテロップの精度も高めていくことが求められます。結果的に「国語力」や「構成力」とも言い換えられるライティングスキルが磨かれていきます!

キウイくん

テレビのテロップも出演者の発言を忠実に文字起こししているわけではないよ!
機会があったら、注意深く観察してみてください!

デザイン

デザインのイメージ

動画編集とは、単に素材をカットしたりつなぎ合わせたりするだけでできるものではありません。

  • 画面のレイアウト
  • テロップにおける強調表現(特定の単語だけ色を変えたり、大きさを変えたり)
  • グラフやイラストを用いた解説

など、実はデザインの知識が必要とされているのです。

デザインの要素を疎かにしている動画には違和感が出てしまうので、編集者として仕事をしていく過程ではデザインの勉強をすることになります。

営業力・交渉力

営業のイメージ

動画編集をする際、スクールで仕事を紹介してもらえるなんていうケースもゼロではないのかもしれませんが、大体のケースでは自身で営業をして「仕事を獲得する」必要があります。

営業には営業資料が必要ですし、メール営業や飛び込み営業であなたの話を聞いてもらう必要があります。

このように、契約を一ついただくためには資料の作成〜打ち合わせまでを行う必要があり、資料の修正や契約にならないミーティングなどをこなす中で、自然と提案力やヒアリング力といった能力が磨かれていきます

リサーチ力

リサーチのイメージ

編集テイストや企画には流行り廃りや世代ごとの好みなどがあるので、動画編集者にとってリサーチは非常に重要です。リサーチをすることで、視聴者やクライアントの満足度を高められる可能性がグッと上がるからです。

例えば、「流行のフレーズでツッコミを入れる」「YouTubeでウケの良いBGMやSEを見つけて使う」など、リサーチはあなたの引き出しを増やすだけでなく、自身の価値を高めてくれます!

クライアントからの相談や期待に応えていく上で、リサーチ力の向上は欠かせません。

分析力

分析のイメージ

少しリサーチ力と被る部分があるかもしれませんが、企画や編集の改善には、リサーチ力と合わせて分析力が欠かせません。リサーチ力が情報を収集したり、アクセスするための力だとしたら、分析力はそのデータから分かることを「読み解く力」です。

動画編集では、視聴者維持率や再生回数、コメントやコンバージョン率といった数字と向き合いながら、その数字が何を物語っているのかを分析していく必要があります。

そのため、客観的にデータを分析する力が身についていきます。

想像力

閃く女性のイメージ

分析をする上で、その数字の変化には「視聴者のどんな心理が働いているのか?」といった仮説を立てる必要があります。また、「その仮説から考えられることはどんなことなのか?」「だとしたらどんな対策を試す必要があるか?」といったことを想像する必要があるので、「想像力」が磨かれていきます。

表現力・創造力

想像力のイメージ

動画編集をしていくと「”クライアントらしさ”をいかに動画に落とし込んでいくか」という壁にぶつかることがあります。また、他の企画や競合チャンネルとの差別化を図るために、

「AとBを組み合わせて新しいものを作れないかな?」

「『1=1×1』だと思われているけど、『(-1)×(-1)』でも1だよな?」

「なければ作ればいいよな?」

そんな風に、様々な発想をするようになります。

正解がないため苦しいこともありますが、この過程で磨かれる「表現力」「想像力」は、動画編集以外でも人生の可能性を大きく広げてくれるものだと思います!

僕自身、この能力が動画編集の仕事を通して最も磨かれた能力だと思っています!

キウイくん

創造力の正体とは引き出しの数、すなわち、「発想の幅が広がる」「様々な視点から物事を考えられるようになる」ってことじゃないかと思うんだよね!

編集力

編集力のイメージ

あえて最後に持ってきました。言うまでもないかもしれませんが、動画の編集力です。

編集力を因数分解すると、「ここまで解説してきたスキルの組み合わせ」と思われるかもしれませんが、それでは80点です。

「間の作り方」「明るさ」「音声の整え方や音量バランス」「エフェクトの作成」といった要素もあるので、「『編集力』は総合力ではあるが、各スキルを磨くだけでは向上しない」ということは覚えておいてください!

本記事を読んで、「ぜひ編集力を上げたい」という方はぜひこちらの記事もご覧ください!

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まとめ

動画編集は、ソフトの使用方法だけでなく、様々な知識、スキルが必要とされています!

だからこそ理想との乖離で挫折をする人もたくさん出てきますし、逆を言えば「本気で向き合えば様々な場面で通用する力が身に付く」ということでもあります。

動画編集が向いている人
  • 「表現力」や「創造力」をはじめとするスキルを本気で身に付けたい人
  • スキルで自分の可能性を広げたい人
動画編集が向いていない人
  • 在宅で簡単に稼げる副業が欲しい人
  • なんでもいいからスキルが欲しい人
  • 動画編集は誰でもできると思っている人
キウイくん

この記事を読んで「動画編集を本気で頑張りたい!」という人が一人でも増えれば嬉しいです!

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この記事を書いた人

SNSマーケター/動画編集ディレクター
大学卒業後、約2年半、京都にてSNSマーケターとして活動。
商品を販売するためのコンセプト作りや視聴者を惹きつけるための構成作りが得意。
まだまだ仕事と呼ぶには程遠いですが、絵本作りも行っています。

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