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OpenAIから動画生成AI『sora』が登場!動画編集者の仕事はやばい?

動画生成AI「Sora」の脅威 サムネ

2024年2月15日、OpenAI社がテキストからのビデオ生成を可能にするAI、「Sora」を公開しました!

このレベルになると、動画編集者の仕事がなくなるのではという不安も出てきますよね。

本記事のテーマ

・Soraにできること

・Soraの登場によって影響を受けやすい仕事

・AIに仕事を奪われないために動画編集者が考えるべきこと

目次

Soraにできることと活用方法

Soraにできることはたくさんあります。

本記事執筆時点では、OpenAIが公開したリサーチページの内容を基に記事を書いていきます。

キウイくん

筆者はTOEIC870だから安心してね!

プロンプト(テキスト指示)に従って動画を生成する(最長1分 *2024年2月時点)

これは代表的な機能なので、既にご存知の方も多いかと思いますが、テキストの指示に従って最長1分まで動画を生成することが可能です。

見た限りでは、一部の映像のプロンプトはかなり細かく入力しています。

そのため、ChatGPTと同様で使いこなす人は限られてきそうですが、うまく使いこなせば素材探しにかかる時間がかなり削減できそうです。

個人的に驚いているのは空撮アングルでも映像が作れるようになってしまったことです。

これにより、クリエイター側がかっこいい映像を作るハードルが下がっていくことも期待できます!

キウイくん

活用の幅が広がれば可能性が広がる一方、参入障壁が下がるという両面性があるね。

また、OpenAIのサイトでは他にも複数の動画とプロンプトが紹介されています。

個人的に衝撃的だったものをいくつか紹介します。

3Dアニメーションが簡単に作れること

3D animation of a small, round, fluffy creature with big, expressive eyes explores a vibrant, enchanted forest. The creature, a whimsical blend of a rabbit and a squirrel, has soft blue fur and a bushy, striped tail. It hops along a sparkling stream, its eyes wide with wonder. The forest is alive with magical elements: flowers that glow and change colors, trees with leaves in shades of purple and silver, and small floating lights that resemble fireflies. The creature stops to interact playfully with a group of tiny, fairy-like beings dancing around a mushroom ring. The creature looks up in awe at a large, glowing tree that seems to be the heart of the forest.

https://openai.com/sora

これまで、こういった3Dアニメーションの制作には専用のソフトが必要でした。

自分で制作ができるようになるにしろ、プロに依頼するにしろ、扱いが難しい素材であったことは間違いありません。

しかし、これがプロンプトの入力だけでできるようになってしまったのです。しかもかなりハイクオリティに。

現段階では「動画生成の最大尺が1分であること」「毎回同じキャラクターを再現するのが難しいこと」などの理由で、プロンプトだけで30分アニメを作ることは現実的ではないですが、これまでより3Dアニメーションの素材が身近な存在になりそうです。

プロンプトは「A cartoon Kangaroo disco dances」

ちなみにこちらの動画の9秒らへんのカンガルーのアニメ、プロンプトはたったのこれだけです。

これまで、「商品の販売ページに漫画を入れると販促効果が高まる」と言われていました。AIで動画を生成できるようになると、この辺りの役割も期待できるのではないかと思います。

考えられる活用方法

✅販促ページで簡単なストーリー動画を作る

キウイくん

ブログにアクセントをつけたいときなんかも使えそうだね!
容量が不安なら、一度YouTubeにアップしてリンクを貼ればいいわけだし!

瞳の動きや反射を反映させている

ある程度編集をやったことがある人なら分かるかと思いますが、動画を合成するときに、瞳や瞬きに合わせて映像を加工したり、反射に合わせて映像を加工することは非常に難しいです。しかし、これらの動画では自然法則や体の動きを、しっかり機械に学習させている様子を見てとることができます。

過去の映像と新技術が融合した映像を作り出せること

僕が注目したのはこちら

Historical footage of California during the gold rush.

https://openai.com/sora
注目ポイント

✅映像がゴールドラッシュ時代(過去を再現したものであること)

✅当時はなかったであろう、空撮技術を用いた映像であること

つまり、当時撮りたかったけど絶対に撮ることができなかった映像を使うことができるのです。

静止画から動画が作れる

動画内では、Soraに芝犬の画像を提供して「ベレー帽と黒のタートルネックを着た芝犬」というプロンプトを入力すると、表情豊かで、動きも自然な芝犬の映像に生まれ変わっています。顔の動きに合わせて帽子も追従しており、正直違和感がありません。

他にもモンスターが並んだイラストが動きつきのアニメーションに入れ替わっていたり、建物内に波を発生させたり(しかも波は画像内に元々あった手すりを認識して動いている!)、、、

画像を使っている分、テキストだけの時より脳内のイメージに近いものが作り出せるのではないかと思います!

動画同士をくっつける

ビデオを二つ提供して、それぞれのビデオを融合させることができます。

例えば、野原を飛んでいる蝶々の映像と噴火した火山の映像をくっつけることで、「火山が噴火している中を優雅に舞う蝶々の映像」に作り替えてしまうようなイメージです!

キウイくん

作りたい映像が増えて楽しくなってくるね!

動画の一部をテキストの指示に沿って変更する

例えば、真夏の山を背景に飛ぶ飛行機の映像の背景を雪山に変更したり、アニメーション風に変更したり、などです。

「本物の映像の意義とは?」や「使う側、見る側のリテラシー問題」などもありそうですが、本当にできることは無限大と言っても過言ではないと思います。

リサイズやリフレーム、解像度の変更ができる

Sora can sample widescreen 1920x1080p videos, vertical 1080×1920 videos and everything inbetween. This lets Sora create content for different devices directly at their native aspect ratios. It also lets us quickly prototype content at lower sizes before generating at full resolution—all with the same model.

https://openai.com/research/video-generation-models-as-world-simulators

Soraの公式サイトでは、1920×1080〜1080×1920の間のサイズであれば、どのサイズでも動画を作ることができると発表されています。

動画の修正でできること
  • 1920×1080〜1080×1920での生成(修正ではありませんが)
  • 解像度の変更
  • クロップ(切り抜き)&リフレーム(理想的な画角に修正)

個人的には、近い将来はかなりハイクオリティの手ぶれ補正をしてくれるようになるのではないかと思います。

Premiere Proにもその機能はありますが、エフェクトを適用しないといけないので、自動でリフレームや手ぶれ補正が可能になれば、かなり便利だなと思います。

また、理想を言えば明るさの調整もしてくれるようになると、編集の手間が大幅に短縮できそうです。

Soraの登場で影響を受ける仕事

カメラマン

空撮映像や欲しい映像が作りやすくなった(しかも肖像権や著作権のリスクが低い)ので、風景系の需要は減っていくのではないかと思います。イベント時の撮影や、人物撮影、物撮りなどはAIで生成できない部分なので、こちらに関しての需要が減ることはないと思いますが、競争率が上がる可能性は出てきそうですね。

動画制作(アニメーションや合成CM系)

これまで、高度なスキルを持つからこそ作れていたアニメーション制作や合成系の領域ですが、今後は今まで参入できなかったレベルの人たちが参入できるようになったり、プロに依頼せずとも各々で対応できる人が増えてくる可能性がありそうです。

キウイくん

AIの登場は単純作業の効率化という側面もあるけど、「実は高いスキルで神格化されていた領域を均してしまう」という側面もあるんだよね!

簡単な仕事はもっと簡単になり、難しい仕事も簡単になる。
つまり「スキルがない人にも優しい世界になる」という事でもあるんだ!

ライティングやマーケティングができない動画編集者

悩む男性

Soraの登場により、CMやプロモーション動画に使えるレベルの素材の入手はできるようになりました。なので、「素材の繋ぎ合わせくらいだったら自分でできる」と判断する人が増えてくる可能性は高く、逆を言えばプロに頼る意義は「その先ができる人」になってきます。

本来、動画制作の意義は「かっこいい動画を作ること」ではなく、「プロモーション効果のある動画を作ること、活用できること」です。

欠かせなくなってくる視点
  • 商品やサービス、人柄などのどこを伝えていく必要があるのか?
  • どう表現すれば伝えたいことが最大限伝わるのか?

単に動画のカットや忠実な文字起こししかできない編集者は淘汰されていく可能性が高いと思います。

動画編集をやめるのか」「編集と掛け合わせる知識を学ぶのか」の二択になってくるのではないでしょうか。

AIに仕事を奪われないために動画編集者考えるべきこと

マルチスキルの男性

ライティング、マーケティング、デザインなどの知識を身につけましょう。

編集しかできない動画編集者は淘汰されていくからです。

例えば、本来テロップの役割とは忠実に文字起こしをすることではありません。

音声だけでは伝わりにくい情報を可視化して届けることです。

だから「長すぎるから読みにくいかな?」「表示時間が短いかな?」「小さすぎるかな?」「怒っている雰囲気はどうやったら伝わるかな?」となっていくわけです。

この「視聴者目線で考える」というのが実は「マーケティング視点」の正体です!

そして、視聴者目線で見つけた改善点を、実行に移すために必要なのが「ライティング」と「デザイン」の知識になります。

例えば、色で感情を表現したいと思っても色の与える印象を知っていなかったら、実行に移せません。

「説得力を持たせたい」「言い換えたい」と思っても、ライティングができなかったらアイデアだけで終わってしまいます。

オススメ順
  1. ライティング
  2. マーケティング
  3. デザイン

もちろん、全部あるのがベストですが、最初は難しいと思うので、まずはライティングをおすすめします!

理由は「公式LINEやメルマガも併用した販促や、プロモーション動画の中での短い言い切りフレーズなどですぐに活用できるから」です!

続いてオススメなのがマーケティング。顧客目線を学ぶことで、ライティングの精度が上がります!

また、ライティングを先に勉強しておくと、実行したい策が出てきたときに、ライティング関連で対応できることならすぐに実行に移せるというメリットもあります。

だいじなこと

そして、ここが一番大事なポイントなのですが、

「結局、未来のことは誰にも分かりません」(元も子もない。笑)

これは決して投げやりで言っているのではありません。

ChatGPTの登場以来、AIはものすごいスピードで進化を遂げてきました。

これはきっと、AIがAIを開発しているからです。

当然、今は最長1分しか生成できないAI動画が10分、15分と伸びていくことが予想されます。

きっと精度だって上がっていきます。

そうなると、いずれ短編アニメやCMはAIで完結してしまう時代が来るかもしれません。

でもそれを悲観ばかりしていたも仕方がないんです。

それなら、そのときに素晴らしいアイデアを形にできるように、アイデアを形にするための鍛錬を積んでおきたくないですか?

つまり、僕たちがするべきことは、まだ現実になるかも分からない未来への不安に駆られることではなく、今できることに目を向けることです。

プロンプト(Aiへの指示の出し方)を学ぶのも良し、必要だと思う知識を学ぶのも良し、とにかく、今できることやするべきことから目を背けないで欲しいと思います!

まとめ

テキストから動画を生成するAI「Sora」の登場は、業界に大きな衝撃を与えました。

そして、Soraの登場によって、これまで高度なスキルが要求されていた空撮や3Dアニメーション動画の作成のハードルが下がることが予想されます。

しかし、個人的には「Sora」が動画編集者の仕事を奪う不安より、可能性を広げてくれることへの期待の方が大きいです。

もちろん「Sora」の存在がこれからもっともっと驚異的になっていく可能性は高いので、注視していく必要はありますが、

「AIの台頭により、今のスキルや将来に不安がある」という動画編集者が考えるべきこと
  1. 動画編集をやめる
  2. 今するべきことに目を向けてライティングやマーケティングを学ぶ

シンプルにこの二択で考えれば良いと思います!

「動画編集をこれからも続けたい!」という方は、他の記事もぜひご覧ください!

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この記事を書いた人

SNSマーケター/動画編集ディレクター
大学卒業後、約2年半、京都にてSNSマーケターとして活動。
商品を販売するためのコンセプト作りや視聴者を惹きつけるための構成作りが得意。
まだまだ仕事と呼ぶには程遠いですが、絵本作りも行っています。

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