実は動画編集が「できるようになる人」は少ない?
動画編集を始めて挫折する人の多くに共通していることがあります!
それは…下記のどれか一つが欠けてもクライアントに貢献することができないということです!
- ライティング力(動画構成を考える、テロップで要約を作る)
- デザイン力(動画のレイアウトやサムネイルをデザインする)
- ソフトウェア力(編集ツールを使い切る力)
- 演出力(エフェクトなどを使用して演出を作る力)
- コミュニケーション力(動画の目的や内容をヒアリングする。チャットで進捗状況等を報告する)
- 営業力/提案力(営業や提案をして仕事を受託する力)
- 分析力(人気の企画や編集スタイル、販促方法などを分析して取り入れる能力)
- マーケティング力(動画を通して商品やサービス、会社をPRする力)
つまり、動画編集は決して「誰でもできる仕事」「簡単な仕事」ではないんです。
そこを間違えて甘い覚悟のまま「在宅ワーク」の選択肢の一つとして動画編集を始めてしまうと、理想と現実のギャップに苦労することになります。
始める人と同じだけ、挫折していく人も多いんだね!
この段階で「うわ〜」「自分にはキツイな」と思った方は、そっと記事を閉じてください。笑
一方で、最低でも上記で紹介した8つの能力を磨く覚悟や忍耐力がある人にとっては、成長をもたらしてくれる機会になることは間違いありません!
この記事でまとめる
- 動画編集を始めたことによる変化
- 動画編集のやりがい/魅力
今この記事を読んでくれているあなたの参考になれば幸いです!
動画編集を学んで起きた”ポジティブな変化”
自己投資を惜しまなくなった
多様なスキルが必要とされる動画編集では、「勉強の姿勢」が何よりも大事になります。
必要とされる能力を磨くために、時にはお金をかけてセミナーに参加したり教材を購入したり、勉強の一環として利益度外視で仕事をしてみたり…お金、時間、労力をかけて自分を磨く必要があります。
インプットしたものをアウトプットしていき、また新たなものをインプットしていき…という流れを繰り返すことで、できることがどんどん増えていきます。
ノウハウコレクターになったり、「セミナーに参加したから大丈夫」ということはできませんが、快く自己投資ができるようになりました!
値上げや税金の変動が怖くなくなった
動画編集においては、やり方を間違えなければ「50件営業をしたらそのうち1〜2件は案件につながる」のように、ある程度確率を予測することができます。逆を言えば、「収入が足りない!」となった時も自分の頑張り次第でカバーできます!
インフレに対して、「思うところが何もない」と言えば嘘になりますが、「やるか、やらないかだけ」と割り切りやすいので、過度に怯えることがなくなりました。
仕事の質が高くなった
メールやチャットで送る文章一つとっても、「相手に心地よく仕事をしてもらうためにはどうしたらいいか」に意識を張り巡らせるようになりました。
その他にも視聴者心理まで踏まえて動画構成を整えたり、次のクライアントの動きを想定して先回りしたり、サムネイルを複数パターン用意したりなど、仕事が細やかに、そして質が高くなりました!
- ミリ単位の配置にこだわる
- 「返信して欲しい情報」「伝えたい情報(日時や候補案、リンクの正確性など)」を整理し、連絡工数の負担や確認工数の負担を減らす工夫
- 助詞「〜は」や「〜も」などのニュアンスにこだわる
- パターンAとパターンBのどっちが好みか分からなかったら両方用意する
多角的な視点が身についた
先述した内容と一部重複しますが、編集を依頼されることでこれまで様々な立場の方や職業の方とお話しする機会をいただいてきました。それだけでも知見は広がりますが、同時に「動画を作る」ということは、「経営者の視点」「視聴者の視点」「制作者の視点」「消費者の視点」で動画を多角的に分析し、着地点を見つけるということでもあります。
時には視聴者のコメントを参考にしたり、自分が視聴者になってみたりもしながら、多角的に物事を捉える能力が身につきました!
新しい趣味やキャリアの発見
動画編集では、どんどんできることの幅が広がってくるので、趣味やキャリアの選択肢が増えます。
例えば、「自分でも綺麗な映像を撮れるようになりたい!」とカメラの趣味や旅行の趣味ができたり、ライティング能力が磨かれて記者や構成作家を目指したり、テレビ局に転職したりなどです!
専門性が高い分野に限らず、総合的な能力の高さを買ってくれる企業もあるはずだよね!
新しいことに挑戦するハードルが下がる
コツコツした作業の積み重ねの動画編集。ウンザリした回数を数えたらキリがありません。笑
しかし、そんな苦労を乗り越えてきているから
「面倒くさいや大変へのハードルが下がる」
「新しいことに挑戦するハードルが下がる」
という側面もあります!
何かを達成すると自信がついて行動を起こしやすくなる、というのは動画編集に限った話ではないかもしれませんが、多様なスキルが身に付く動画編集だからこそ、そこで身についてスキルや知識を次のチャレンジでも活かしやすいと感じています!
動画編集のやりがい/魅力
自分の制作物で誰かの心や状況を動かす手助けができる
個人的に一番のやりがいだと考えているのが、自分が携わった作品が「誰かの心を動かす」ということです。
商品や人柄に魅力があるのは大前提なので、主役としてではないかもしれませんが、自分が作った動画を見て「刺激を受けて人生が好転した」「子どもとの向き合い方が変わった」などのコメントを見た時の喜びは格別です。
一人の大人に影響を与えることができれば、間接的にその子ども達の未来も明るくすることができます。
ポジティブなできことだけでなく、苦境なども発信して認知拡大や是正を促すこともできるので、「未来の誰かが幸せになるための手伝いができる」ことのやりがいは非常に大きいです!
逆を言えば、意図せず悪質なコンテンツや誤った認知の流布に加担してしまうこともあるから気をつけよう!
マルチスキルになる
冒頭で紹介した内容と少し被りますが、動画編集をするということは、その度にライティング、マーケティング、企画、デザインなどのアウトプットをするということでもあります!
結果として、様々な能力が実践の中で磨かれてマルチスキルになります。
知識だけでなく、実践して身につけているのがポイント!
どのスキルも一般企業で高く評価されるものだから、転職時にもアピールしやすいね!
創造力/表現力が身に付く
動画編集でつく表現力は多岐にわたります!
なぜならマルチスキルであることが求められているからです!
動画編集は、「見えないものを見える化していく作業」です。
食べたケーキの美味しさを、色彩効果で表現することもあるし、テキストで表現することもあれば、エフェクトで表現したりイラストで表現することもあります。
どの表現方法がベストなのかに正解はありません。
だからこそ、自分なりに「『見えない』をどうやって形にするか」を試行錯誤し、それが血となり、肉となり、最終的に表現の幅が広がっていくのです!
絵本制作も動画編集をやっていたからこそ挑戦できたんだね!
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